なぐりがきパラダイス

あいするってなんだ

音楽のもつ力

TU FUNK ALL STARS のみなさんが「リハビリテーション」として、ダッチさんのドラム演奏を皮切りにひとつひとつ自分の担当楽器を加えて音楽を完成させようとしていて。とっても頼もしくて元気をもらえるミュージシャンらしい応援の方法だし、ファンも元気付けられていてありがとうございます!という気持ちになってホッコリしている。つよしくんが何年もかけて作ってきたTUファミリーはつよしくんそのもののように温かくて優しさに溢れている。つよしくんが前にドキュメントでバンメンさんを「愛おしい」って言っていたけど、バンメンさんもおなじようにつよしくんを想っているんだなぁと。素敵な関係性だなぁ…泣けちゃうね。

Partyで突然発覚した、こういちくん&堂島くんが作った合作曲をつよしくん作詩してもらうために音源渡していたこともおんなじで。 以前のエントリーにもこう書いたけど、

これまで「制作過程や裏側は見せる必要のないもの」としてきたこういちくんだけに、本当に奇跡のような時間だった。それだけいま”次のステージ”を作ろうとおもっている(つよしくんにも)ことを伝えようとしたんだろうなぁ。そのほうが言葉で「やります」っていうよりもよっぽど伝わってきました。こういちくんってほんとに分かってる。

まさに、愛のかたまり - なぐりがきパラダイス

下手な励ましの言葉じゃなくて、音楽で、つよしくんと未来を作るよってメッセージを送っていたんだよね*1。そうやって想われて奏でられる音楽の彩りが本当に音楽のすばらしさを教えてくれているように思えて、こんなタイミングに気づくなよって、こういちくんの連載じゃないけれど改めて気づかされた気がしている。
音楽ってもともと、何かを伝えるために作られているんだけど、こんなにも力を持っていると、こんなにも景色を彩ってくれるものだと強く感じたのは初めてかもしれないなぁ。

きんきのふたりが不器用で特に言葉で感謝を伝えたりするよりも、楽曲で・パフォーマンスで見せることが一番と常々言っているのが、こういうことのひとつなんだなぁと痛感した。 ヲタとしては、やっぱり分かりやすい言葉を求めがちだけど、分かりやすくて誰にでも紡げる言葉より、心を込めた世界にたったひとつの楽曲を生み出してくれることの素晴らしさ、有難さ、大変さを身に染みて理解しました、はい。。。

バンメンさんの音楽もきっと優しい音として、こういちくんと堂島くんの曲は未来の音として、つよしくんに届いているんだろうな。
それと長くかかる治療、いつ音楽のステージに戻れるか、という苛立ちや不安とはまた別の話だと思うけど。

ちなみに、わたしはつよしくんの音楽復帰の場所が、きんきだろうがソロだろうがどちらでも構いません。(別に聞かれてないけど)つよしくんが復帰できるよきタイミングがあれば、いつでもどこでも。

*1:楽曲の出来具合からしてつよしくんの体調不良発覚後に作られたわけではなく、もともとPartyで発表する予定だったんじゃないかと想像している