なぐりがきパラダイス

あいするってなんだ

ダメージリミテーションのレベル

日経エンタ連載*1、9/4発売号読みました。

今回の連載テーマ
「20周年イベントでのダメージリミテーション」

ダメージリミテーションとは、不測の事態が起きた際に、その被害を最低限に抑える事後処理のこと。F1とかでよく聞くフレーズですね。

突発的なアレにより、つよしくんが映像中継での出演となった「KinKi Kids Party~ありがとう20年~」の大成功は、あれだけの危機的状況のなかでダメージリミテーションを考え抜く力と誠実な対応力が導いた結果だった...
「現象にはすべて理由がある」じゃないけど*2、牽引力をまざまざと見せ付けられたPartyだったのだと思い知らされました。

ちなみに、わたしが感じたPartyの感想がこちら▼
これがこういちくんの描いたシナリオ通りだったんだから凄すぎる!
zenmaineji2451.hatenablog.com

連載に書いてあった「今後のきんきに希望を感じてもらえるようにしたかった」というこういちくんの強い意志のとおり、会場にいたすべての人がその”希望”を感じたと思います。あの状況で未来を信じられるように準備して成功へ導いてくれたのは、全体を俯瞰して最善の状態を明確に意識しリードした指揮者がいたからこそ。そこはまさに座長として長年舞台を引っ張ってきたこういちくんの経験がなせる業だったんだなぁと。そして、その決断を受けて対応してくれたスタッフ、準備をしてくれたバンドメンバー、何か役に立てるならと手を上げて駆けつけてくれた事務所の仲間、中継先からできる限りの愛情を届けたつよしくん、すべての人がひとつになってできたPartyだったんだなとしみじみ思うわけです。もちろん前日に放たれたブログは効果抜群だったし、もうもうそれは本当に素晴らしいPartyでした。あぁ感動が蘇っちゃったからまたハガキ買ってこよう←

それにしてもね?突然披露された2人(with堂島くん)の合作予定である「突発LOVE(仮)」、ちゃんとした音源をまだ渡せていなかった*3つよしくんが作詩しやすいようにあのPartyの場で演奏しのは、こういう作品作りをすることで、我々にとってより意味のある作品になるかなと思ったなんて…

なにそれ
こーたん、めためたロマンチスト。

究極なテレ屋さんなのに、こういうとき急に全開ロマンチストだしてくるからヲタはオロオロしますよ。

一人出演となったTHE MUSIC DAYで「Anniversary」の2番を歌唱したことについても、ファンへの20周年の感謝の気持ちをのせているのだとばかり思っていたら「状況的にキミヲアイシテルって歌詞はあまりに気持ち悪いじゃん!」って、こちらではなくToつよしくんだったことをのちの連載で盛大に暴露してて、しかもおそらくその事実に気づいていないとか...

こーたん、チャーミングか!

肝心の突発LOVE(仮)は、リリースなどの予定はまだないようだけど「完成させて歌おうね」って2人が誓っていたしキラキラとしたステキな楽曲となって届くときが来ると信じているんだけど、なによりもいまKinKi Kidsになんの不安も感じないってことがとっても幸せで。

たった一人の相方がいないあの状況でKinKi Kidsの未来を見せようとして、実際に見せてくれたこういちくんを敏腕プロデューサーと呼ばずしてなんと呼べましょう!(大興奮)

ちなみに、前回の連載「一人ぼっちのKinKi Kids」もヲタとしてシンプルに泣きましたよ?
この連載の内容は、生放送の歌番組についてのお話がメインでした。スケジュール調整や生放送の歌番組への対応について事務所の仲間にお助けいただいたりしながら過ごすなかで「お祭り騒ぎのように済ませていいのか?」「俺ひとりではKinKi Kidsを守れないのか?」という自問自答の結果が2番歌唱のAnniversaryだったこと。この経験がKinKi Kidsの楽曲は2人ではじめて成立するんだ」ということを認識させたこと、「自分たちの20周年にたくさんの人がお祝いという形を用意してくれようとしていたこと」に気づけたこと。「(美談にしちゃいけないけど、)自分にとってこの出来事は(突発のアレはいいという意味ではなく)いい機会だった」と言葉にできる彼は、生身の人間でしょうか?わたしと同じニンゲンなの?ねぇ???

今回のPartyを終えてみて、「活動して二十数年の剛との関係」「たくさんのファンの人」とで形成されていることを心の底から思ったということがまた凄い。
ダメージリミテーションのレベルが高すぎて、普段の自分の仕事と照らし合わせちゃうと心が折れそうですよ←

あの人、顔もいいのに中身も良くてほんと身長なくてよかったよね。きんきちゃんが2人揃って身長160cm台なのは現世とのバランス感だと信じて疑わないタイプのヲタなので、今回の連載を読んで感銘を受けた暁に改めてしみじみ思った次第です。

すでに3回読んだけど、こういちくんはやっぱり凄い人だなぁと思いました。

そして結論は、KinKi Kids大好きだあ(大の字)

*1:こういちくんの連載 日経エンタテインメント 「エンターテイナーの条件」

*2:CX系列TVドラマ「ガリレオ」の主人公湯川教授の決め台詞

*3:ラフなものは渡してあったようで、つよしくんが「病室で歌詞が思い浮かばなかった」と言うので