「続ける」こと
わたしが20年続けてきたことってなんだろう。 まず、この手のブログを2年と続けられたためしがない。自己分析的にも「非常に飽きやすい」でおなじみだ。
比べて、メディアの前に姿を見せる彼らは、今年でCDデビュー20周年を迎えるらしい。しかし実際にはCDデビュー前からグループを組んで*12人での活動をいっぱいやっていた。メディアに出る出ないを含めなければ、京都と奈良から東京へ毎週末新幹線通いをして、レッスンを受け、お兄さん方のバックで踊っては経験を積んでいた。その時間を含んだら12歳の頃から参加しているらしいので、今年で(2人とも38歳)26年になる計算になる。え?
に、にじゅうろくねん・・・!?
となれば、わたしはそれこそ「息をしていた」とか「心臓が一生懸命動いてくれていた」レベルしかない。自律神経。。。(恥)
12歳から38歳なんて、もう人生のほとんどだ。彼らも過去のライブ*2で「家族よりも一緒におるねんで!」と感慨深く会話を交わしている。(でもそれも十数年前の話)
彼らは事務所の中でもとりわけエリート枠で、人気が出ない苦労を知らないし*3、CDが売れない苦労も知らない*4。でもけっして順風満帆だったわけではなくて、つよしくんは体調を本格的に崩したとき、解散したいとか、仕事を辞めたいとかいうレベルではなくて、「死にたい」「消えてなくなりたい」という方向に気持ちがいってしまった事があるし*5、こういちくんは割と近年にジャニーさんに「本気で解散について相談ことがある」とのちに告白している*6。
「アイドルグループ」というある一定の縛りの中で、多感な時期をふくめて活動することは相当な苦労が伴っているだろうから、要するに、簡単に続けてきた26年ではないのだ。自分たちにもそれぞれに変化があるなかで、何を続けて、何を変えるのか。きっと想像さえも及ばないほどいろんな紆余曲折があったうえで、いまもグループ活動を続けている。
なんの縛りもないブログを2年と続けられないわたしが何を語ろう。
言いたいことは、ただひとつ。
すごいな、KinKi Kids ということである。
わたしも、愛でるものたちへの想いの吐き出し先がないためにこのブログを作ったけれど彼らのように愚直に「続ける」ことを小さく約束したいと思います。(ちいさい)