尊い…としか言いようのないふたり
運命でしか括れない
”偶然同じ”地方出身で
”偶然同じ”苗字で(しかも全国でも珍しい”堂本姓”)
”偶然同じ”生まれ年で(1学年違うのに、ちょうど100日違い)
”偶然同じ”タイミングで事務所入りを決めたこと*1
まず入所のためにはオーディションがあるんだけど、彼らはそもそもオーディションを受けていない。ジャニーさんの目に留まって直接自宅に電話が掛かってきて同じ光GENJIのコンサートの見学に誘われている。そしてGWだったから翌日から2日間のレッスンを受けることがその場で決まり、初対面ながらその夜にANAホテルにツインベッドの部屋に2人で宿泊している。そこからずっと、ずっと2人一緒。
しかも光一くん、実は剛くんよりも前にジャニーさんの目に留まり、神戸で開催されていた光GENJIのコンサート見学に呼ばれて行った際には「興味ない」と一度断っていらっしゃるのです。このときに入所していたら、少なくとも剛くんとは「同期」にはならなかった。 間を置いてジャニーさんが横浜アリーナへ呼んだときに「もう一人”堂本”っていうのがいるんだよ」と剛くんを紹介されて「運命感じた」と後に堂本兄弟*2で言ってるんだよね。しかも剛くんが「まぁ苗字が堂本っていうところでね」というリアクションに対して「それはわかりやすいっちぁああるけどね」と苗字だけではなく運命を感じたんだと仰っているわけです。
対して剛くんは、お断りするつもりで横浜アリーナへ赴いたんだけど、そこで"もう一人の堂本くん"と出逢って、彼の決心に引きずられてレッスンを受けることを承諾。蛇足だけど運命感じた光一くんと違い、剛くんは光一くんと会ったときに運命は感じていない。その理由は初対面のジャニーさんが気になってしまってそこにばっかり注意を向けていたかららしいw
そしてそこから、もう26年ずーっと2人一緒に生きているといるんだよねぇ。 ねぇ、尊いよねぇ・・・
絶望的に不器用
本物のアイドルってわたしの中では7人時代の光GENJIで、カッコ悪いところも見せちゃう新世代のアイドル(のちのスター)っていうとお兄さん方。
きんきって事務所の中でも”超エリート”なんだけど、絶望的に不器用で。
コテコテの関西弁で一生懸命さが”これでもか!”というほど伝わってきた。とてもぎこちなくて、アップアップしていて、いつも2人で片寄せあっている、そんな2人だった。少しずつ無理することをやめて(というかキャラ設定を変えて)リラックスした雰囲気や”らしさ”を作り出せるようになったと思うけれど、超絶な人見知りゆえにゲストがいてもいまだに2人で顔見合わせて喋っちゃう。あと言葉選びが上手じゃない2人が(最近光一くんは少し慣れてきた感があるけど)、不器用にときに誤解されながら一生懸命もがいでいる姿はアイドルという姿とはかけ離れていたかなぁ。
お互いの「全部」を受け入れている
彼らはとことん真逆のタイプ。 職人タイプでひとつひとつを積み重ねていく光一くんと、感性タイプでグルーブで作り上げていく剛くん。 意見が食い違うこともたくさんあるだろうけど、それを「そういうアプローチ」という捉え方で受け入れていられる。決して全否定するのではなく。いつでも相手を考えを認めて受け入れてきた。とくに光一くんはブレない人なので、常々「そのまんまの剛がいい」「剛はこれからも変わっていくだろうけど、いつでもそのときの剛がいいって答えると思う。」 と言ってきていたけど、つい先日も剛くんへのメッセージとして「そのまんまでいてくれることが、我々にとって一番いい」と。 対して剛くんは「最後まで理解したあげられる存在でありたい」というわけです。さらに20周年を迎えて感謝を伝えるときに光一くんは「剛くんがいなかったらKinKi Kidsは存在しなかったし、いまの俺は居なかった」というし、剛くんは以前にも「生まれてきてくれたことに感謝してる」というわけですよ。20周年なのに38年の感謝を伝えてくるわけですよ。
お互いが、お互いの存在そのものを大事だと思っていることが普通に考えても凄くて、お互いを心から信頼していること、支え支えられて生きていることがよくわかる、そういうふたりに出会えて本当に幸せだと思う。同じ時代を生きてこれていることに、ただただありがとう。
尊いふたりが、この先どんな歩みをしようとも、応援していける限りしていきたいと思います。 (別にこのブログ終わるわけじゃないんだけどw)