なぐりがきパラダイス

あいするってなんだ

音楽でつながる2人

スキャンダルなどとは無縁、互いに異なるストイックさを持ち決して馴れ合うことのない関係。
あまりにも馴れ合わないので不仲説や解散説も多く聞かれるデュオ。

なのに、KinKi Kidsの存続を揺るがすような出来事が起きるたび、2人で力を合わせて乗り越えようとする。
もはやシナリオあるんじゃないの?と言うほどよく出来ている。

わたしは「ボクの背中には羽根がある(2001年2月7日発売)」通称:「ボク羽根」のエピソードがとっても好きなので、ここに改めて記しちゃうけれど、
生きることに仕事をすることに悩んでいたことを知る唯一の相方は、それまで2人もふくめて話し合って決めていた譜割をスタッフさんと決め(ラジオで「決めちゃったっ」とつよしくんにさらっと報告)、さらには松本隆さんの作詩にも「『ずっと』を『きっと』に変えてもいいですか?」と変更を願い出た。

それがCメロのこの部分↓

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つ「ずっと きっと 君と生きてくんだね 胸に頬よせて確かめる」

こ「どんな辛い未来がきても 2人だったら」

ふたり「乗りきれるさ」

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悩み苦しむ相方に、負担を感じさせな方法でこんなにステキなメッセージを寄り添い方を、したんだよね。

それからずいぶんと時間が経って、またピンチが訪れているわけだけど、このタイミングでこういちくんはどんちゃんと共作で曲を作っていて作詩をつよしくんに頼んでいた。 けれど、病室ではなかなか歌詞が思い浮かばなかったという。
それを知ってか、こういちくんはPartyの場で、生バンドでの演奏をつよしくんに聴かせたんだよね。ほんとうに無償の愛。

気持ちを受け取ったつよしくんは作詩をし、仮歌詞ができた。2人のみんなの未来を照らすヒカリのようなキラキラとした曲。
カタチになって一緒に歌ってくれる時が来たら、もう泣き崩れてしまうかもしれない。  

それくらい、今回の合作には2人にとってもファンにとっても大きな意味があると思う。 もしかしたら、愛のかたまりに次ぐ伝説曲になるかもしれないし、なってほしい。